WEB制作、マーケティングに関する情報をお届けします。ホームページ制作会社、テラのブログ

パース撮影に必要な物や人の映り込みを消す方法。 Photoshop

パース撮影等の際に交通整理等が出来ずに人が映り込んだり、室外機などの物が映り込んでしまう場合に必ず必要な人・物[消す]方法についてPhotoshopを使って解説します。

1-A.選択範囲を作成する(大雑把にやる場合)

大雑把にざっくり範囲を作成する場合です。

パッチツールを選ぶ

左側のパレットからパッチツールをクリック。

ざっくり選択範囲を作る。

ドラッグで消す対象の少し外側を選ぶと選択範囲が作成される。
パッチツールで選択範囲を作成

1-B.選択範囲を作成する(丁寧にやる場合)

レタッチする部分を最小に押さえたい場合などにはペンツールで以下のように細かく範囲を作成します。

ペンツールを選ぶ

左側のパレットからペンツールをクリック。

ペンツールを選択する。

範囲の作成

選択範囲を作成していきます。コツは消す対象の1〜3px程度外側にアンカーをつくることです。
物にもよりますがこの写真程度の消す作業であれば実際はインデックス1-Aのように選択範囲の作成は大雑把で良いです。

ペンツールでシルエット作成

アンカーを閉じたら右クリック→

右クリックで選択範囲の作成をクリック。すると、動きのある線に変わります。

右クリック選択範囲の作成

2.パッチツールで消す。

パッチツールを選ぶ

左側のパレットからパッチツールをクリック。

塗りつぶし先を選ぶ

選択範囲をドラッグして自然な位置を探していきます。良いとこを見つけたらドロップします。

ブレンドポイントを探す

これで写真の猫は消えてしまいます。

猫が消えた後。

3.さらにパッチツールで消す〜完成

パッチツールを使ったことで矛盾が出てくることがたくさんあります。

あら探しする。

今回は下記のように直線のズレがありました。

レタッチの矛盾を探す

再度、パッチツールで修正

パッチツールを使って直線になるようにリカバリーしていきます。

再度、パッチツール

完成

完成

他の写真

下記の写真は犬のリードの部分を消しました。この作業自体も5分程度です。

mame

4.まとめ

このように写真の物を消すのは簡単です。慣れてくれば数秒・数分で出来てしまいます。もちろんさらに自然に見せたり写真によっては、ぼかしなど他の作業も必要になりますが。この程度の物であれば誰でも消せるようになると思います。