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フォントベースのロゴ制作方法について

フォントロゴを制作する際には大きく分けると2パターンあり・・・

  • イチからフォントを作る
  • 既存のフォントをベースして作る

といった手法があります。
イチからフォントを作る場合は手書きベースのものをイラストレーターでパスデータ化したり、もしくはイチから設計を行って形を組み上げていきます。
書体によってはかなり時間がかかること、また、イチから設計するのでバランスを取ることが難しのであまり行わない手法です。かわって、既存のフォントをベースにして制作する場合は、パスデータを操作しながらアクセントを付けたりしながらイメージを固めていきます。はじめからバランスが取れているのでイチから作成する場合と違って比較的、簡単に見やすいロゴが制作できます。世の中にあるロゴの多くは既存のロゴをベースにしたロゴが多いです。
Google、twitter、Instagram、Youubeなど多くの企業で既存のフォントをベースにしたロゴは使われています。

世界のブランドロゴに使われているフォント

世界で活躍する企業のロゴに使われているフォントを以下にまとめました。

 Microsoft

フォント名:Segoe /ロゴを見る 

STARBACKS

フォント名:Freight Sans Black / ロゴを見る 

NIKE

フォント名:Futura / ロゴを見る 

YouTube

フォント名:Alternate Gothic / ロゴを見る 

adidas

フォント名:Avant Garde Gothic / ロゴを見る 

フォントの一部分をカットする。

文字の一部分をカットします。この手法はかなり効果的で、切込みがあるだけなのですがイメージが既存のフォントから変わって見えます。

フォントの一部分をカット

以下は他のフォントでの制作例です。

他のフォントで制作した例

3.角にラウンドをかける

法則性をもたせて角をラウンドさせます。

ラウンドをかけるロゴ

4.アクセントとつける。

基本的なベースは既存のフォントを使いながら、「1文字」だけアクセントをつけます。1文字だけに「払い」入れたり「変形」させたりするだけでもロゴとして形になります。

アクセントを付けたロゴ

5.象徴となるオブジェクトを入れる

サービスを連想できるオブジェクトなどを入れることで、ロゴとして形成できます。全ての文字にオブジェクトを入れると重たくなったり、主張が強くなりすぎるのでワンポイント程度がおすすめです。

オブジェクトをフォントに組み込む

6.線ベースのロゴにする

イラストレーターでフォントにアウトラインをかけて、「塗りなし」「線あり」にしてアクセントをつけます。

線ベースのロゴに

7.太い文字と細い文字をミックスする

既存のフォントを一切触らずに、太いフォントと細いフォントをミックスするだけで完成します。すこし、文字間が広いと太さと細さの強調が弱くなるので狭い方がいいです。

太い文字と細い文字をミックスするロゴ

8.フォント同士をくっつける

既存のフォントを一切触らずに、太いフォントと細いフォントをミックスするだけで完成します。すこし、文字間が広いと太さと細さの強調が弱くなるので狭い方がいいです。

フォント同士をくっつけるロゴ

ベースにするフォントにもよりますが「L」「E」「C」など下部に線が入る文字は加工しやすいです。

9.フォントを反転させる

既存のフォントを一切触らずに、太いフォントと細いフォントをミックスするだけで完成します。すこし、文字間が広いと太さと細さの強調が弱くなるので狭い方がいいです。

フォントを反転させたロゴ

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