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自社サイトに写真やイラストを掲載したいものの、規約や使用上の注意点がわからず、どのように素材サイトを利用すれば良いか困っていませんか？

高品質な写真やイラストの使用は、ウェブサイトの魅力を高めるためには欠かせませんが、コストを抑えるべく「フリー素材サイト」を活用している企業がほとんどです。
本記事では、制作に使えるフリー素材サイトを、写真・背景・イラストの3つの分野にわけて紹介します。
またフリー素材サイト利用時の注意点も記載していますので、サイト紹介と併せて確認してください。

本記事を読んで、あなたにぴったりのフリー素材サイトを見つけ、あなたのサイトをより魅力的にしていきましょう！

写真素材サイト

今回の章では、写真素材サイトを4つ紹介します。

Unsplash

Unsplashは、商用利用可能な写真素材サイトの中でも代表的なサイトです。
Unsplashには30万人以上のフォトグラファーが写真を提供しており、300万点以上の素材からあなたの求める画像を探せます。
またUnsplashを自身のアピールのために活用しているフォトグラファーも多く、クオリティの高い写真が揃っているため、無料サイトでありながら安っぽい印象を受けません。
なお、Unsplashは海外サイトではありますが、日本語に対応しているため翻訳せずとも直感的な作業が可能です。

Burst

Burstは、ECサイトのサブスクリプションを提供しているShopifyが運営する写真素材サイトです。
海外サイトのため検索時には英語を入力する必要がありますが、サイト自体はGoogle翻訳で日本語表記にでき、作業に迷うことはありません。
英語検索が必要な分、使用には少々ハードルを感じるかもしれませんが、日本語対応していないからこそ他サイトと重複する可能性が低くなります。
そのため、Burstは他サイトとの「写真被り」を避けたい人におすすめです。https://www.shopify.com/stock-photos

Pexels

Pexelsは、無料で加工・編集できる画像を提供している写真素材サイトです。
Pexels最大の特徴は、写真だけでなく動画素材も提供していること。
多くの素材サイトは写真のみの提供ですが、Pexelsを使用していれば、動画制作に挑戦したいときにも使い慣れたサイト（Pexels）で素材を探せます。
また、画像のダウンロード画面には「Canvaで編集」のボタンがあるため、写真を加工・編集したいときに、ワンクリックで編集画面へと移行できるのは大変便利です。

Pixabay

Pixabayは、4,500万点以上の写真・動画・音楽素材を提供しているサイトです。
Pixabayでは写真だけでなくイラストも提供されているため、Pixabayで画像を検索するうちにコンテンツを表現する新たなアイデアが浮かぶこともあるでしょう。
またカラー検索ができるため、写真の背景やイラストの色を限定して、理想のイメージに近い素材を素早く探せます。
なお、Pixabayは海外サイトではありますが、日本語検索に対応しているため直感的な作業が可能です。

背景サイト

今回の章では、背景素材サイトを4つ紹介します。

Subtle Patterns

Subtle Patternsは、無料で背景パターンがダウンロードできる背景素材サイトです。
Subtle Patternsには500種類以上の背景素材があり、ダウンロード前にプレビューで使用感を確かめられます。
また、画像の継ぎ目がわかりにくいシームレスなデザインを採用しているため、ブラウザ表示・スマートフォン表示のどちらでも違和感のない背景が作成できるでしょう。

Hero Patterns

Hero Patternsは、繰り返し背景パターンを無料でダウンロードできる背景素材サイトです。
Hero Patternsでは、100種類近い背景パターンの中から気に入った柄を選び、背景や模様の色を好みに合わせて調整できます。
つまり、Hero Patternsを使用すれば「模様はとても気に入ったけれど、サイトのイメージカラーと合わない……」といったケースに悩まされる必要はなくなるのです。

Bg-patterns

Bg-patternsは、1,500種類以上の背景パターンがダウンロードできる背景素材サイトです。
Bg-patternsで提供されている画像は単調なものだけでなく、和風・クラシック・花柄・幾何学模様など、オリジナリティの高い素材も多数掲載されています。
また選んだ画像は、背景色・模様色・パターンサイズなどを自由に変更できるため、あなたのサイトにふさわしい背景素材を作ることも可能です。

BEIZ images

BEIZ imagesは、模様パターンの繰り返される背景素材だけでなく、木目・紙・革など質感のある背景素材も提供しているサイトです。
空・海・桜・花火など自然をモチーフにした素材も多数掲載されているため、季節に関係するコンテンツやアウトドアのコンテンツ、ナチュラルなイメージを持たせたいコンテンツなどに最適なサイトだと言えるでしょう。

イラストサイト

今回の章では、イラスト素材サイトを4つ紹介します。

Storyset

Storysetは、スペインの企業が運営する無料イラストサイトです。
Storysetで提供されるイラストは白黒とプラス1色で構成されており、シンプルな見た目がビジネスシーンに最適だと言えるでしょう。
またメインカラーを任意の色に変更できるほか、人物だけ非表示、パソコンだけ非表示など、不要なイラストをワンクリックで除ける点もStoryset独自の魅力です。

illu・station

illu・stationは、約500点のイラストをダウンロードできるイラストサイトです。
illu・stationでは、人物を含まないイラストが多数掲載されているため、シンプルなイラストが必要なときや抽象的なイメージを伝えたいときに役立つでしょう。
またカラーを変更すると、すべてのイラストに適用されるため、1枚ずつカラー変更をする手間が省けて作業効率がアップします。

Sui-Sai

Sui-Saiは、手書きイラストを無料でダウンロードできるイラストサイトです。
サイト名のとおり水彩画のイラストのみ掲載されているため、やわらかい雰囲気のコンテンツや女性向けのコンテンツに適したサイトとなっています。
またイラストによっては、背景が透明のデータも配布されているため、背景が邪魔をしてうまく配置できなかったり、切り取り作業をしたりする必要もありません。

Canva

Canvaは、オーストラリアの企業が開発したイラストグラフィックデザインツールです。
Canvaが支持される最大の理由は、デザインテンプレートの多様さにあります。
YoutubeサムネイルやInstagramのストーリー、スマホの壁紙など、あらゆる媒体に対するテンプレートが、なんと61万点以上も掲載されているのです。
テキスト・色・配置の変更もできるほか、素材の追加や削除もできるため、デザインの可能性は無限大だと言えるでしょう。

フリー素材利用時の注意点

フリー素材サイトを活用すれば、自分で写真やイラストを準備する時間・費用が削減できて大変便利です。

しかし、フリー素材について正しく理解しておかないと、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

とくに著作権や肖像権を侵害した場合は、あなたが賠償責任を負う可能性もあるため、フリー素材の使用時には充分な注意が必要です。

同じ「フリー素材」でも各サイトによって規定されている規約の細かな部分は異なるため、以下の表を参考にして、フリー素材の使用前には必ず利用規約を確認しましょう。

まとめ

本記事では、制作に使えるフリー素材サイトを、写真・背景・イラストの3つの分野にわけて紹介しました。
フリー素材サイトは、コストを抑えつつ高品質なコンテンツを制作するために欠かせないツールです。
フリー素材サイトを有効に活用できれば、より読みやすく魅力的なコンテンツ制作ができるため、アクセス数や購買率のアップに繋がる可能性もあるでしょう。

しかしフリー素材サイトの素材でも、すべてがフリー（自由）なわけではなく、利用規約を守り、著作権や肖像権に配慮しなければなりません。
各サイトによって利用規約は異なるため、フリー素材サイトを使用する前に必ず規約を確認し、法律を守りながら魅力的なコンテンツ制作をしていきましょう！